あるがままに生きる

~Live there, but remain~あるがままに「いま」を生きる

2011.3.11…①

あの日…
まだ雪がちらついて寒い日。

娘は数日後に小学校卒業を控えていて、
前日に中学校の制服が出来上がったばかり

私は、水戸駅前の会社で経理の仕事をしてて、
本社からの決算前監査を受けていた。

午後3時ちょっと前で、少し休憩モードだった。
その時…いやに長い横揺れだなぁと思ってる間に
あっという間に激しい横揺れに。
タバコ組で外に居たメンバーは建物から速攻逃げ、
ノンスモーカーの私と、女子事務員もう一人が
事務所内に取り残され、揺れが収まるまでデスクの
下にしがみついていた。

収まったと同時に外から「早く出て!!」の声。
取り敢えず、財布と携帯とハンカチだけ握りしめて
急いで外に出た。
事務所はタクシー車庫の2階でヒビが入り、倒壊
寸前となって直ぐに中に戻る事は出来なかった。

携帯で家に電話しても全然繋がらない。
娘はまだ学校の時間。同居の両親が心配。
水戸駅前は、停電で信号が消えて、車が大渋滞。
駅や近隣のビルから人がどんどん溢れ出てきてた。
ビルからは余震で砂煙が上がっていて、暫くは
それを呆然と眺めている事しか出来なかった。

どの位経った頃か?同僚に手を引かれて
会社のタクシーに乗せられた。
「取り敢えず家に帰りな」って声。
無事に着けるかどうか?分からないけど、私と同じ
方から来てる乗務員さんが乗せてってくれる事に。

運転のプロだけど、初めての事にあらゆる気を使い、
揺れ.壁の倒壊.道路陥没.液状化を回避しながら、
橋が通行止めになる前に私を何とか家の近くまで
乗せてきてくれた。感謝してもしきれなかった。

家の中は物が散乱している上に停電・断水・余震も
あった為、直ぐに入る事が出来なかった。
が、幸い両親は外に居たようで、けが等は無かった。
娘も下校前で校庭に避難して無事だった。

その夜から娘と、人生初の「避難所生活」が…